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落書

何かに疲れたときに僕氏が何かを吐き出して現実に帰っていくための架空の場所です。

夏の短期世銀インターン2

毎日日記を書いて、ある程度いったら掲載することにした。と思ったら、2日である程度いってしまった。
どんどん日記帳に、どんどん備忘録的に、どんどん公開価値の無いものになっていく笑 まぁそんなもんでしょう。責任感のないブログですいません。

8月7日
朝からリサーチを継続する。現在は、オペレーションチームの方のタスクは与えられた図書を読むだけなので眠くなりがちで、リサーチタスクの方は能動的な文献調査が必須になっているから目が覚める。そこを組み合わせて能率を確保。しかしたまらずコーヒーを二回注入した。

上司には一喝を頂いた。リサーチの進捗具合が遅く、また焦点の定め方がヘタクソなことを指摘された。またBBL(世銀内のランチイベント。今は、夏休みだから少ないのだけど。DCフォーラムとかも主催してたりするらしい。)やIFCのイベント等に出向いて法務以外の情報を得ることも大切だと言われ、視野狭窄にリサーチのみを行なっているだけだと機会を逃してしまうと。リサーチからいかに学びを得るかに終始していた自分の心構えの甘さを反省した。

自分の仕事内容をよく理解していてなおかつ管轄・指導してくれる立場にあるボスがいるときは、恐れをなさず質問に伺うことが大切だと実感した。がっかりされたり喝を入れられたりするけど、今の自分の脳力は急上昇しないのだから、フィードバックはどんどん得なきゃいけない。自分でしっかりできているつもりでいても、時間をとってもらって進捗報告をするといい。自己管理は概して不十分だから、新たな視点を見出すことができる。また、ボスとのミーティングはアウトプットのデッドラインとして働く。つまりミーティングを設定することにより、学んだことを体系立てて吐き出そうとする努力がなされる。インプットが不十分であっても時にはそれなりのものを創りあげなければいけないことがあるので、この訓練はきっと役に立つ。


8月8日
今日はカフェテリアで日本人スタッフに初めて出会った。日本語が聞こえたからつい話かけてしまった。インフラユニットの電力部門の専門家をされているお二人。組織の官僚的な体制については僕と同じ意見を持っていて、日本のJICAのような組織の方がよほど働きやすいと言っていた。また、腐敗関連の話題を持ちだしたところ、世銀内部の取調べ機構もすべてのケースを取り扱うには到底人財が不足しているので、発表されている腐敗の事案よりも多くの問題が実際上はあるだろうとのこと、また、構造的に腐敗は一生無くならないだろうともおっしゃっていた。もう少し話したかったが、別の用事が迫っていたのでそこで失礼した。日本人の若手のハブになっている方をご紹介頂いたので、明日ランチでお会いする。楽しみ。

決まった予定もなく静かな日だった。一日中、デスクでリサーチを行なっていたが、メリハリを付けないとなかなか難しい。やはり、自発的な期限を設けるべきだと考え、上司のアポを夕方遅くにとって質問をするとして、それまでに質問を用意できる読み方をするというふうにして刺激を加えてみたが、裏目に出た。アホなことに、質問がまとまらないまま行く時間になってしまって、バカを露見してしまった。しかし前向きになると、コミュニケーションを重ねることができたのはよかったし、別のフロアに赴くと新たな出会いがあっていい。なおかつ、自分の短いインターン期間に鑑みて、世銀のマイルストーンに従っていると面白いリサーチ機会を逸してしまいそうなことが見えていたので、無理やり自分のリサーチタスクをねじ込めないかという交渉もできた。雑な質問をした後だったから、交渉力がなかったけども笑

短期のインターンだから、短い周期で振り返りをして改善をどんどん重ねていく必要がある。そう考えていたのだけど、考えすぎて、業務中もそういったOS的なことを頭が考えだしてしまって文献への集中力が落ちた。我ながら、アホで不器用だ。振り返りはホテルでこの日記でするから、世銀では職務に集中しないと。

組織の中に入ってみないとわからないことは果てしなく多い。世銀のような透明性を重視している国際機関でもそうなのだから、一般企業だとさらにそうなのだろう。キャリア形成もイメージだけでなく、チャンスを幅広く見つけ出す心構えを常にもって、多くの現場を見る機会をもって、能動的にいかないと。それでなくてもニッチな路線に片足を突っ込んでしまっているのだから。

あと余談だが、世銀は情報の宝庫ではあるが、その積み重ねの仕方が限りなくヘタクソな感じがする。リーガル部門の話にはなるが、組織の知識集約部門の首がスゲ変わったり、世銀の中でのブームになっている概念が切り替わるたびに、情報の発信方法が変わっている。昔、”Rule of Law”がキーワードだった時代は、それを念頭に探さないと情報が出ないし、最近は”Justice for Poor”や、その他2つぐらいのキーワードが旬で、それを念頭に置かないと情報がない。一方で、それらすべてで、例えばADB(Alternative Dispute Resolution)の重要性は議論になっているが、それを横串にして横断的に検索する術がない。だから、キーワードを漏らすと、文献を漏らす。そして、そのようなキーワードの変遷を追った記事や文献が、ない。嗚呼。

人生プランやキャリア戦略を組むという視点で思うことは、大きなイベントが先に控えているとその先を見越すことが困難になりがちということ。僕は世銀に行く準備とワクワクと不安で直前期をのうのうと過ごしていたから、こっちにきて必死に次につながるアクションをひねり出そうとしている。先々のことを見越していればさらにいい準備ができていたはず。まぁ、人間、何かが始まってみないと必死にならないもんだし、あるステージに上がったからこそ次のステージを現実的に見据えることができる。でもそこを何とか、ね。


さてさて、買い物行きますか。以上です。